
当院では飼い主さまのマスク着用は自由化にしましたが(現在2024.8.23時点)、みなさまは仕事でもプライベートでもマスク着用はどうされているのかが、シンプルに気になりました。ちなみ私の場合は、今回の記事のタイトルにもありますが、場所やシーンによってマスクを着用したりしなかったりしています。これは自分で適当に決めているわけではなく、一応、自分なりに調べてそれを支持して、実践しているスタイルになります。なので、自分のなかでのスタイルやルールであって、他人に強要するものではありませんこと、改めてお伝えさせていただきます。
私が決めているのは、たった3つ。
1つ目が仕事中です。ご存知、私の仕事は動物病院で獣医師をしています。新型コロナウイルス感染症が発生する以前から、職場でマスクをすることに慣れている・抵抗がない、といったらそれまでですが、さすがにノーマスクで手術はできませんよね。。なので、マスクが義務付けられたコロナ禍真っ最中でも今でも、あまり抵抗がありません。確かに息苦しくなるときはありますが、仕事中ずっとしているわけではありませんので、無理はしていませんね。
2つ目が公共交通機関の利用時です。それも飛行機だけです。参考までに以下をご覧ください。

この論文はフライト中、マスクしている/していないでのコロナ感染率を調べたものです。結論からいうと、マスク着用を義務付けているフライトのほうが、マスクを義務付けていないフライトよりも感染率が圧倒的に低かった、という内容。その倍率も26倍とのこと(6時間以上のフライトの場合)。短時間のフライトでもマスク有り無しでも感染率に差が出ていますので、私はこの論文を読んでから、フライト時はマスクをするようにしています。
3つ目は冬季限定です。それも公共の人混みの場合のみです。参考までに以下をご覧ください。

この論文はノルウェーで実際に行われた大規模な実験の結果が掲載されています。それは、シンプルに人混みの公共の場で、2週間の期間、マスクをしている人/していない人において、どういう感染症や呼吸器症状が出たのかを調べただけの論文です。結論からいうと、マスクをしている人は、マスクをしていない人と比べると呼吸器症状も少なく、またインフルエンザウイルスの感染症率も低かった。ただし、新型コロナウイルス感染症による感染率はあまり変わらなかった、とのこと。特に冬季には、インフルエンザウイルス感染症という超ビックネームなウイルス感染症が昔から存在していますが、その罹患率が下がるだけでも嬉しいポイントだと、私は思っていますので、この論文を支持しているわけです。
以上3つを挙げさせていただきましたが、これはあくまでも私のスタイルとルールであって、強要するものではありません。ただし、ちゃんとした根拠に基づいて決めています。私の場合は、学術論文というツールを使っていますが、多くのみなさんはまずはかかりつけ医に相談するほうが手っ取り早いと思います笑。上記が参考になると思われたら、それはそれでいいとは思いますが、あくまでもマスク着用は誰かから強要されるものではありませんので、自己責任でお願いします。
コロナ禍真っ最中のとき、1日のうちの自身のマスク着用率はほぼ100%でしたけど、今はどうですかね、1日のうち15%くらいしかしていないと思います。休日は0%ですね。ただし上記で紹介させもらったときだけは、しっかりマスクをするように心がけています。ご参考までに。
松波動物動物メディカルセンター
院長 松波登記臣